早稲田大学 文学部・文学研究科 心理学コース藤野研究室

学生募集

学部・大学院のゼミ生募集

 文学部心理学コースの学生は、3年生から藤野ゼミに入れます。
 大学院生については、早稲田大学文学部心理学コースの出身者以外もいます。当研究室所属を検討されておられる方は、どうぞご一報ください。
 当研究室で扱っているテーマは、非行・犯罪関連の心理臨床、犯罪現象関連の心理学です。
 近年のゼミでは、非行少年や犯罪者の事例分析に加えて、認知分析療法、動機づけ面接、薬物依存者に対するプログラム、女性犯罪者に対するプログラム、アンガーマネジメント、ロールレタリング等をテーマとして取り上げてきました。これらは、非行・犯罪関連の心理臨床で用いられている手法ですが、他の心理臨床場面でも有用であるととらえています。
 また、いじめや自傷行為などの逸脱行動と非行・犯罪との同異についてや、非行・犯罪に至るプロセス研究、非行・犯罪に対する社会一般の態度などをテーマに取り上げたりもしています。
 ゼミ活動の一環として、少年院や刑事施設への見学も取り入れています。
 当研究室の学生の2016年度以降の卒業論文や修士論文の題目については、早稲田大学文学学術院心理学教室のホームページをご覧ください。社会適応に関するテーマや、非行や犯罪に対する一般人の意識などのテーマが取り上げられています。学生自身でデータを収集の上、分析しています。

学生

指導教員の担当科目

 教育・学校心理学や司法・犯罪心理学の講義を担当しています。
 学校は、学業を学ぶだけの場ではありません。人と共に学び合う学校という場は、様々なことに対する意欲を芽生えさせ、自信を培い、社会性を養う格好の機会になるととらえています。個々の良いところをより一層伸ばしていく働きかけが、犯罪や非行の一般予防にもつながるとみなしています。教育・学校心理学では、こうしたスタンスを理解してもらおうと試みています。
 司法・犯罪心理学では、非行・犯罪の現象理解、非行少年や犯罪者に見られる特徴、非行少年や犯罪者に対する処遇等を中心に解説しています。非行や犯罪に走る人たちの内面を少しでも理解してもらえるよう、事例の紹介も行っています。
 演習科目では、心理学演習6(心理学的支援法)や心理学演習17(心理的アセスメント2)等を担当し、心理臨床の基礎を習得してもらう演習を展開しています。
 担当科目一覧は、早稲田大学研究者データベースの教育活動欄に掲載されています。また、早稲田大学シラバス検索では、それぞれの科目の詳細をご覧になれます。

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