早稲田大学 文学部・文学研究科 心理学コース藤野研究室

調査協力のお願い

 当研究室では、以下の方に調査のご協力をお願いしております。
 提供された情報の公表に際しては、情報提供者が特定されないよう配意いたします。
 多少とも関心を持たれた方は、是非、お問い合わせください。

(元)非行少年や(元)犯罪者のご家族に対するインタビュー

 家族に非行や犯罪に走った人がおられる方を対象にしています。
 その非行や犯罪によって、ご自身の生活が脅かされてきたかもしれません。ご自身が非行や犯罪の直接の被害者になったということにとどまらず、家族の非行や犯罪のためにご自身が非難されたり、その後始末に追われたりした経験をお持ちかもしれません。また、その非行や犯罪をどうして止めてやれなかったのかと自責の念に駆られてこられたかもしれません。一方、非行や犯罪に走った人にとって、家族の支援は、その立ち直りに際して、大きな勇気づけにつながると期待されてもいます。
 本研究の目的は、家族のどなたかが非行や犯罪に走ったことを、どのようにとらえ、その現実に対処するのに、どのようなことが助けになったり障壁になったりしたかを明らかにすることです。
 インタビューの内容は、これまでの人生、今後の人生について、話してみたいことを語っていただくものです。
 どうすると、家族が非行や犯罪に走った人の立ち直りを支援しやすくなるかの情報提供をお願いできないでしょうか。ご協力いただければ幸いです。

非行少年や犯罪者の立ち直りを支援している民間の方へのインタビュー

 非行少年や犯罪者の立ち直りを支援してきた方を対象にしています。保護司などがその例です。
 自力で立ち直れる非行少年や犯罪者は、そう多くはいません。非行や犯罪に走らずに社会生活を送る実体験を積んでいくことが、彼らの立ち直りの鍵を握っています。そのためには、彼らの立ち直りを支援してくれる人々の存在が大切です。しかし、その一方で、非行や犯罪について考えることはあまり心地よいことではなく、なるだけ考えたくないと思ってしまっても不思議ではありません。
 本研究の目的は、非行少年や犯罪者の立ち直りに関わり、どのようなことがよかったかを明らかにすることです。
 インタビューの内容は、これまでの人生、今後の人生について、話してみたいことを語っていただくものです。
 非行や犯罪に走った人の立ち直りの支援の輪が広がるための情報提供をお願いできないでしょうか。ご協力いただければ幸いです。

元犯罪者に対するインタビュー

 非行や犯罪をしなくなって5年以上経過した方を対象にしています(施設などに入っていた場合は、施設を出た時点からカウント願います)。
 非行や犯罪をしたことがない人が、非行や犯罪をし続けないでいることと、一旦非行や犯罪に走った人がそれをやめるのは、必ずしも同じでないと思われます。
 本研究の目的は、どうやって立ち直ってきたかを明らかにすることです。
 インタビューの内容は、これまでの人生、今後の人生について、話してみたいことを語っていただくものです。
 ご自身の経験を、現在、非行や犯罪に甘んじてしまっている人の立ち直りに活かしてくださいませんでしょうか。ご協力いただければ幸いです。

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