調査協力のお願い

更生保護法人両全会で窃盗離脱プログラムを受けた方への研究協力のお願い

 成人女性がどのような経過で犯罪をするに至っているのかの類型を検討するため、更生保護法人両全会で窃盗離脱プログラムを受けた方の語りの分析を行わせていただきます。
 研究協力対象者は、2014年9月から2023年12月までの間に更生保護法人両全会で窃盗離脱プログラムを受けた方です。
 窃盗離脱プログラム受講におけるインテーク面接において、両全会入所に至る経緯について語った内容についての処遇記録を分析対象にします。研究協力いただける方それぞれの語られた内容はコード化され、研究協力いただける全員分のデータを合算して分析するので、個人が特定されることはありません。本研究の実施について両全会からは承諾を得ていることを申し添えます。ご理解を賜れれば幸いです。
 本研究の対象からの除外を希望される方は2025年9月末日までにご一報ください。


非行少年や犯罪者の立ち直りを支援している民間の方へのインタビューのお願い

 非行少年や犯罪者の立ち直りを支援してきた方を対象にしています。保護司などがその例です。
 自力で立ち直れる非行少年や犯罪者は、そう多くはいません。非行や犯罪に走らずに社会生活を送る実体験を積んでいくことが、彼らの立ち直りの鍵を握っています。そのためには、彼らの立ち直りを支援してくれる人々の存在が大切です。しかし、非行や犯罪について考えることはあまり心地よいことではなく、なるだけ考えたくないと思ってしまっても不思議ではありません。
 本研究の目的は、非行少年や犯罪者の立ち直りに関わり、どのようなことがよかったかを明らかにすることです。
 インタビューの内容は、これまでの人生、今後の人生について、話してみたいことを語っていただくものです。
 非行や犯罪に走った人の立ち直りの支援の輪が広がるための情報提供をお願いできないでしょうか。
 本研究への協力に関心を持たれた方はご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。

非行や犯罪をやめた方に対するインタビューのお願い

 非行や犯罪をしたことがない人が非行や犯罪をし続けないことと、一旦非行や犯罪に走った人がそれをやめるのは、同じでないと思われます。
 本研究の目的は、後者について、どうやって立ち直ってきたかを明らかにすることです。
 非行や犯罪をしなくなって5年以上経過した方を対象にします(施設などに入っていた場合は、施設を出た時点からカウント願います)。
 インタビューの内容は、これまでの人生、今後の人生について、話してみたいことを語っていただくものです。
 ご自身の経験を、現在、非行や犯罪にかかわっている人の立ち直りに活かしてくださいませんでしょうか。
 本研究への協力に関心を持たれた方はご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。

問い合わせ先

〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1 藤野京子研究室  fujinoアットマークwaseda.jp (アットマークを記号表示に変換願います)